都議会選挙に向けセミナー開催―オンラインでの参加含め94名が参加
都議会議員選挙も意識した住宅施策セミナー「東京の住宅セーフティネットについて考える」が4月17日、東京の豊島区で開催されました。
私は開会の趣旨説明をつぎのように行いました。
「コロナ禍の長期化、激化のもとで東京都民の住宅困窮はきわめて深刻かつ重大化しています。都の住宅施策の抜本改善、拡充策が求められる中で、東京都議会議員選挙が7月4日実施されます。本日のセミナーは『私たちのまち東京に必要な住宅セーフティネットについての意見交換』を行い、都議選での重要な注目点にしていこうとするものです」
また、都議会各会派への「東京の住宅政策に関するアンケート」も行われました。
このセミナーは会場参加とオンライン参加のハイブリッドで開催され、リアル32名、Zoom62名、計延べ94名の参加がありました。このうち都議会議員は7名、区市議会議員は11名が参加されました。
こうして、各方面から注目されるセミナーとなり、つぎの各報告も注目されました。「コロナ禍で困窮する女性の住宅確保」(吉祥眞佐緒)、「社会的養護出身の若者の自立に必要な住宅確保」(藤原由美)、「子育て世帯の狭い住宅が生み出す困難の克服」(栗林知絵子)、「外国人にも住宅セーフティネットを」(稲葉奈々子)、「都の住宅セーフティネット政策への期待」(小田川華子)、報告者はすべて女性でした。
NPO住まいの改善センター理事長 坂庭国晴